入社3カ月の働き方
大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。楽天モバイルの携帯基地局法人営業を担当した後、ロイヤルパートナー・リレーション部に異動。その後、楽天市場のECコンサルティング部で約3年間、出店店舗のコンサルタント業務に従事。
現在入社3か月目で、アソシエイトとしてM&A後の企業統合プロセスに携わる。
これまでのご経歴と、現在のお仕事についてお教えください。
2021年に楽天グループ株式会社に入社しました。最初の配属は楽天モバイルの携帯基地局の法人営業を約10か月担当しました。主な担当先がゴルフ場企業に対してアンテナ設置の法人営業をしていました。その後、ロイヤルパートナー・リレーション部に異動しました。ちょうどその頃携帯基地局が建て終わったフェーズだったので、既存取引先の課題をヒアリングし、楽天グループのアセットで解決できることがないか検討していました。例えば、ゴルフ企業のDX化促進に向け、楽天ペイや楽天ドローンなどの楽天グループのサービスを紹介してサポートするようなトスアップ営業を行っていました。
もともと楽天市場を志望して入社した経緯もあったため、楽天市場に異動しました。楽天市場では約3年間従事していました。
楽天市場に出店している店舗様のコンサルタントとして、売上アップを目指すためにサポートするのが主な仕事でした。私の対象企業は、基本的に楽天市場に出店したばかりや売上が伸び悩んでいる店舗様が主なクライアントでした。
山田さんが日本PMIコンサルティングに入られた経緯をお聞かせください。
楽天市場で仕事をしていくうえで、個人事業主、社長と関わることが多くありました。経営だけではなく、そもそもなぜ楽天市場を始めたのか、というところを聞くのが非常に興味深かったのですが、仕事をしていく上でeコマースの周りしか解決できない/関われないというところが、自分のキャリアを考える中で違和感を覚える部分でした。もっといろんな業界の経営層の方と話してサポートしたいという気持ちが大きくなり、転職を決意しました。
様々な会社を見ていく中で、竹林社長のYouTubeを見たことが決め手で日本PMIコンサルティングに入社しました。元々M&Aの業界に興味を持っていましたが、その動画を見てPMIの重要性を再認識したのと同時に、今後伸びていく分野だと感じました。10年後、20年後を見据えて、今チャレンジしている、始まったばかりの業界で働き、先駆者として活躍する人材になりたいと思い、入社を決意しました。
入社前に不安に感じていたことはありますか?
全く経験したことがない業界だったので、M&Aの知識ももちろんですし、財務の中身、DDも今でも全然読み切れていないところもあります。特に簿記も持っていませんでしたし、資格面や財務諸表、レポートの知識はすごく乏しかったです。今でもその不安はありますね。
ただ、DDレポートを読み込んで現状把握のため対象会社の従業員へインタビューするのと漠然と把握した上で行うのでは、天と地の差だと感じています。それが逆に、自分が触れてこなかった分野だからこそ、社会人として経営層と対等に話せるようになるには絶対避けて通れない道なので、ポジティブに捉えて学んでいます。
入社後の研修や業務の流れ、今の業務内容について教えてください。
入社後の最初の1カ月は、日本M&Aセンターの方々と一緒にM&Aの全体研修を受けました。PMIの前段階となる、案件の検討から成約に至るまでの基本的な流れを座学で学ぶとともに、実際に現場で活躍する営業社員から、仕事に対する思いや業務で意識しているポイントを直接聞くことができました。M&A全体への理解を深めたうえでPMI業務に入れたことは、とても良かったと感じています。
日本PMIコンサルティングへの正式配属後は、契約書に関する業務や各種事務作業など、実務に必要な知識を一つずつ教えてもらいました。また、竹林社長や佐古取締役から、PMIが担う役割や目指す姿について直接話を聞く機会もあり、業務の進め方だけでなく、その目的や意義についても理解を深めることができました。
現在は、オブザーバーとしての参加を含めて約6件の案件に関わっており、そのうち3件ではメンバーとして実務を担当しています。研修で得た知識を実際の案件で活かしながら、着実に経験を積める環境だと感じています。
先輩社員とペアで現場を学ぶ研修(バディ制度)について、実際に経験してどう感じていますか?
初めから一人で任せられるというのは正直難しいと思っていたので、今振り返ると、バディ制度でメンターの先輩に教えてもらいながら、安心しながら自分なりに汲み取って経験していくという環境はすごく入りやすかったです。いきなり案件を任されるというのは、逆に経営層の人たちに失礼ですし、メリットはないと思うので、その点は良かったと思います。
私のバディもインタビューに向けての事前準備の方法や、インタビューで分かった内容のアウトプットの方法など、先輩に教えてもらいながら進めています。先輩に聞けばすぐに教えてもらえるので、不安事項はすぐに解消できた環境でした。
入社前後でギャップはありましたか?
ギャップは全くなくて、それ以上に満足しています。正直、PMIという領域は転職活動をしたときに初めて知った内容でした。元々コンサルタントになりたいという希望はあったのですが、実際に携わってみると、経営コンサルの中でもPMIというM&A後の統合プロセスで経営者の方の思いやビジョンを二人三脚で考えていくところは、自分の働き方や性格に合っていると感じています。
また、業界も多種多様なので、全く知らない業界については作業が追い付かないこともありますが、その分自身の経験値が上がっていると思います。
また、コンサルティング業界で働く知り合いも多いですが、自分がやりたい分野にアサインされないなど、やりたいこととのギャップを聞くことが多かったので、M&Aの中でもPMIは確実に重要な分野であり、その専門分野を従事できているのは、とても良い経験ができていると思います。今後PMIの必要性・重要性がさらに浸透してくる時代がくることを鑑みると、先駆者として成長していきたいと思っています。
3か月経験して、PMIコンサルティングの面白さはどこにあると感じますか?
譲渡企業と譲受企業、それぞれの社長に事業への思いがあっても、成約時点では将来のビジョンや経営方針が明確になっていないケースがあります。そこで、インタビューやミーティングを重ね、譲渡企業の状況や大切にしてきた価値観を理解したうえで、両社の思いをつなぐ経営ビジョンの策定に関わっていきます。
通常であれば、企業のビジョンや経営方針の検討に外部の人間が深く入り込む機会は、なかなかありません。しかし、M&A後という大きな転換点だからこそ、これまでの歩みを踏まえながら、企業の目指す姿を改めて定義する必要があります。その重要なプロセスに伴走し、企業の未来を経営者と一緒に考えられることに、この仕事ならではの面白さと、経営コンサルタントとして価値を発揮できるやりがいを感じています。
チームの雰囲気や、社風はどう感じますか?
前職は、良い意味で業務の型や管理体制がしっかりと整っていました。約150名の部署だったため、一人ひとりの業務や実績を把握する目的で、朝礼・昼礼・終礼に加え、チームミーティングや定例報告などが頻繁に行われていました。その必要性は理解していたものの、社内ミーティングに多くの時間を取られ、本来取り組むべき仕事が後回しになってしまうこともありました。
日本PMIコンサルティングに入社して、実際の業務にしっかりと向き合い、自分の仕事に集中できる環境があると感じています。また、中途入社のメンバーが多く、それぞれが明確な目的意識を持って働いているため、周囲から刺激を受け、自然と自分自身の向上心も高まります。
また、社員同士の距離が近く、アットホームな雰囲気も魅力です。年齢の近い先輩が多くいるので、コミュニケーションが取りやすく、のびのびと働けています。自分の仕事に集中しながら、意欲の高い仲間と成長していける環境だと感じています。
今後、チャレンジしたいことはありますか?
今後は、海外案件にも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。大学時代から「海外でも活躍できる人材になりたい」という思いがあり、その実現に向けて留学も経験しました。
卒業後、実務の中でビジネス英語をどこまで使いこなせるのか不安もありますが、ASEANを中心とするクロスボーダーM&Aの増加に伴い、PMIの活躍の場もさらに広がっていくと感じています。これまで培ってきた経験を活かしながら、語学力や専門性を磨き、将来的には海外のPMI案件でも価値を発揮できる人材になることが目標です。