新卒2年目の挑戦
株式会社JTBにてWEB販売事業を担当。旅行予約サイトの営業企画を担当。
日本PMIコンサルティングに入社後、譲渡企業の現状把握から経営ビジョンの策定、戦略策定などのシナジー効果実現に向けた各種サポートを行う。
立石さんの転職のきっかけを教えてください。
成長を求めてコロナ禍で転職を決意
元々建築デザイン関係の学部出身で、旅行先で建築物を見ることが好きだったので、新卒では旅行会社に入社しました。そこではWebを通じた旅行商品の販売に携わっていましたが、当時コロナ禍で業界全体が大きな打撃を受け、思うように仕事ができない日々が続いていました。
その時に、「仕事を通じてより成長できる環境に身を置きたい」、「地域や企業の成長にもっと深く関われる仕事がしたい」という思いが強くなりました。
転職活動をしていく中で、コンサルティング業界は高い水準のクオリティが求められる分、実力主義の環境で頑張った分だけ成果や評価につながるところに魅力を感じました。
最初はPMIについて関わることがなかったのでピンとこなかったのですが、M&A後の統合支援という、企業の経営そのものに深く関わる仕事の難しさに惹かれて入社を決めました。
立石さんは多趣味だと思いますが、入社してからプライベートの時間との兼ね合いはどうですか?
柔軟な働き方で働くときは働く、休む時は休む
入社前はコンサルティング業界に対して「プライベートの時間がすべて消える」、「全然休みが取れない」という印象もありましたが、いざ入ってみると働き方はとても柔軟で休む時はしっかり休める会社だったので、プライベートとの両立も問題なくできました。
コンサルティング業界を未経験で入社した時の心配事や危機感はありましたか?
専門用語に苦労したものの、OJT期間の手厚いサポートで成長
入社当初は業界の専門用語や財務・経営に関する知識のキャッチアップに苦労しましたし、初めてお会いする経営者の方々とのコミュニケーションにも緊張してばかりでしたね。
最初は先輩たちの下で仕事の仕方を学ぶ期間でしたが、本当に丁寧にサポートしてくれて、悩んだときはすぐ相談に乗ってくれたのを覚えています。
具体的には、PMIの基礎を学んだ後、最初は先輩に付いてお客様とのディスカッション資料や成果物を作成、その後プロジェクトの一部分を担当し、最後はマネージャーと一緒に責任者としてPJを回す、といった形でステップアップしていきます。今では自分なりに考えて動ける場面が増えて、初期の緊張が嘘のように楽しさを感じています。
立石さんの中で仕事のやりがいはどんなところにありますか?
自分の裁量でプロジェクトの課題に真正面から向き合う
楽しさが分かるようになったのはプロジェクトの主担当を任せてもらうようになってからですかね。この仕事の一番の面白さは、決められた仕事をただこなすだけではなく、個々の会社に何が必要なのか「正解のない課題」に真正面から向き合えることだと思います。
しかもその課題は、会社の今後を左右するような経営レベルのものばかりで、責任の重さを感じるとともに、だからこそ本気になれる仕事だと感じています。
今までは経営方針の策定するご支援を多く経験したので、次は策定した経営方針を業績へと変えていくサポートに注力していきたいと思っています。
今までで印象に残った案件はありますか?
お客様と一緒になって考える経営方針
尊敬する経営者の方と経営方針を本気でディスカッションしているときです。特に、お客様と5年後の経営ビジョンを策定する打ち合わせの時に、なかなかしっくりくる経営ビジョンが思いつかなかったのですが、「これだ!」という経営ビジョンが思いついたとき鳥肌が立ちました。
職場の雰囲気はどうですか?
フラットな関係性
前向きで熱意のあるメンバーが多い職場だと感じています。
プロジェクトは基本的にチーム体制で進めますが、チーム内では「今、お客さまに本当に必要なことは何か」、「自分たちに何ができるのか」を全員が本気で考え、率直に意見をぶつけ合います。
年次や立場に関係なくフラットに議論できる環境があるからこそ、一人ひとりが責任感を持って主体的に取り組めているのだと思います。