銀行員からの転職 担当からパートナーへ 銀行員からの転職 担当からパートナーへ

2022年入社 西川 佳那 シニアコンサルタント
西川 佳那

みずほ銀行にて、中堅中小企業向け法人営業に従事。通常の融資業務の他、不動産ファイナンスやシンジケートローンによる貸出等を経験。
当社入社後、PMIに関わる課題整理や経営方針策定、戦略施策の実行に関わるプロジェクトマネジメントなどを実施。

西川さんは銀行出身だと思いますが、転職のきっかけを教えてください。

事業にもっと関わりたいと考えるようになった

前職ではメガバンクの支店で法人営業をしていました。2支店経験しましたね。担当したお客様の売上規模は10~30億円、従業員50名くらいが多かったです。
銀行業務は融資が中心ですが、資産運用提案、グループ会社や関連会社でお役に立てそうなことがあればお繋ぎさせていただくなど、多岐に渡っていました。
経営者の方とお話することが多く、経営者や中堅中小企業の魅力を近くで感じていました。銀行員ではやれることに限界があると感じ、会社の事業により深く関わって、経営を一緒に考えていきたいと思いコンサル業界への転職を考えるようになりました。

日本PMIコンサルティングに入社をしようと決めた理由を教えてください。

日本PMIコンサルティングの存在を知って、
M&Aは「最後の手段」じゃないのかもしれないと思い始めた

転職活動をしていく中で、金融とM&Aは親和性が高いのでM&A業界も見ていましたが、正直もともとM&Aには抵抗感がありました。私が担当するお客様は後継者不在の課題がありM&Aで譲渡側になりうる企業が多く、M&Aは「最後の手段」と話すお客様が多かったので、あまり前向きなものと受け取れていなかったです。
その時にたまたまM&A業界を調べていたら日本PMIコンサルティングの存在を知りました。M&Aをするだけではなく、成約した後を支援している会社があればM&Aは「最後の手段」じゃないのかもしれない、この会社があればM&Aも悪くないんじゃないかな?と思って応募しました。

入社されてから前職との経営者との関わり方に違いはありましたか?

経営者と対等な存在として夢を語れるようになった

今思い返すと銀行時代は事業に関して分かっているようで分かっていないことも多かったと思います。目の前の運転資金を出すために「現在~1年後」程度の話に留まってしまい、「未来」の話はあまり出来ていなかったなと思います。この会社に入ってからより事業を理解して経営者と本気で経営ビジョンを語れるようになったと感じます。
銀行の時は営業だったので、自分の目標を達成するためにお客様にお願いする立場になることも正直多かったですが、この会社では年齢関係なくお客様も私たちを頼ってくれて対等に接してくれる点は銀行と違うように感じましたね。
また、譲渡企業と譲受企業が一緒に夢を語れるM&Aもあることを知って、M&Aは最悪の手段じゃないなと考えは変わりました。

前職の経験が今の仕事に活かせていると思うことはありますか?

抵抗なく経営者と会話できる経験、知識

お客さん規模や経営者との会話する点ですね。銀行では、経営者や経理担当者に対して交渉することが当たり前だったので、PMIコンサルティングに入っても委縮することはなかったです。
経営を語るうえで必要不可欠な財務諸表を読むスキルもある程度持っていたので、その点も活かせているかなと思います。
また、銀行時代から経営者がどこに課題を感じているのか常にアンテナを張っていました。今でもその経験を基に「もしかしたらこういう課題あるんじゃないのかな?」という仮説から解決案の提示までが活かせているのかなと思います。

今までで印象に残った案件はありますか?

人と人が繋がる、組織が融和する瞬間を感じた経営方針の策定

2年間近いお付き合いになりますが、譲渡企業の従業員が譲受企業を敵対視してスタートした案件が印象に残っています。
すぐに、友好的M&Aである発信をすると共に、譲受企業だけではなく譲渡企業の幹部従業員も巻き込んで経営方針策定を進めると、初めは雰囲気が悪かった場も次第にベテラン従業員が会社への想いを口に出すようになってくれて、最終的には両社の想いが詰まったとても良い経営方針を作成することができました。
経営方針を策定した後しばらくしてから会社のブログに両社の皆さんが飲み会でとても仲良くしている写真が掲載されているのを拝見して、組織が融合した、成果が出た瞬間を感じました。

西川さんの中で仕事のやりがいはどんなところにありますか?

お客さまに「西川さんだから」と言ってもらえること

やっぱりお客様に喜んでもらえることが1番うれしいですかね。自己成長はあまり考えておらず、お客さんが必要と思うことを勉強しようと思うタイプなので、「西川さんが担当を続けてほしい」といわれるように努力しています。

職場の雰囲気はどうですか?

少数精鋭ならではの裁量とスピード感

若いメンバーが多ですし、少数精鋭なので裁量を多く持つことになり、決断が早くなる点は銀行と大きく異なるところかなと思います。そのため、最初はどこまで自分が裁量持てるのか悩みましたね。慣れれば銀行の時よりも自信をもって仕事を進められるので魅力かなと思います。

採用情報に戻る

矢印